李晶玉
天岩戸
2023
パネルに紙、デジタルプリント、アクリル、鉛筆
1300×570mm



VvK39
岡本光博キュレーション
日韓朝美術
Ni・Kan・Cho-Bijyutsu

2024年12月13日(金)から22日(日)
12時から18時

井上裕加里 / INOUE Yukari
岡本光博 / OKAMOTO Mitsuhiro
肥後亮祐 / HIGO Ryosuke
李晶玉 / Ri Jong-ok



KUNST ARZTでは、VvK (アーティスト・キュレーション)
展覧会の39回目として、岡本光博キュレーションによる、
日本と韓国と朝鮮の関係性をテーマとした
「日韓朝美術」展を開催します。
本展は、「日本・韓国・北朝鮮」の三つの国の
神話をベースに展開した連作を発表する
在日朝鮮人3世である李晶玉、
日本と韓国の間の海域に実在する隠岐島の
日韓交流の痕跡を再現する試みの井上裕加里、
日本と韓国の間の海域で存在が曖昧な
島「Parangdo」が引き起こす日韓の異なる捉え方や
矛盾を検証する肥後亮祐、
そして日韓朝関係の長期にわたるリサーチを元に、
2021年からジョセフコーネル作品を引用する形で
展開している岡本光博の4作家の作品で構成します。
甲子園球場で京都の高校生が胸を張って
ハングルの校歌を歌える時代を歓迎しつつ、
アートだからこそできるタブーを超えた関係性の
”薬”を提供できればと考えています。

岡本光博
(KUNST ARZT主宰、美術家、本展キュレーション)



Press Release




井上裕加里
隠岐の子守唄
2022
Video 3’41




肥後亮祐
Parangdo
2024/2021
ミクストメディア
Photo: Hanato Mai



岡本光博
NS#342 JKnell-日本茜- 
2021
402×402×150 mm
慰安婦像の肩に留まっていた「鳥」を
3dスキャン3dプリントしたもの、
日本茜で染めた和紙玉、偽造500円硬貨
(旋盤加工された500ウォン硬貨)、
両面加工したハンコほか