上田 愛 個展 「De{code} 」
UEDA Megumi solo exhibition

2019年2月5日(火)から10日(日) 
12:00から18:00

KUNST ARZT では、上田愛の初個展を開催します。
上田愛は、女性用下着を組み込んだ彫刻を通して、
虚像と肉体の関係を考察するアーティストです。
本展でメインとなる連作「Dress code」は、
下着という見せない/見えない衣類を縫い合わせ、
綿を詰めた「彫刻」です。
下着には、男性にアピールする視点、
女性らしさのために肉体を矯正する要素などがあり、
作品は、幾層もの社会的レイヤーを内包しています。
「Dress code」は、2017年から開始した連作で、
現在、約50点あり、カタログ的な見せ方での展示構想です。
ご注目ください。
(KUNST ARZT 岡本光博)





Dress code No.034

2017
婦人下着・アクリル綿




アーティストステートメント

幾つかの生物は種の保存のために
自らを装飾することで生存競争を勝ち抜いてきた。
人間もその一種だ。しかし他の生物とは異なり
現代に至るまで人間の装身行為はエスカ レートし、
独自の発展をなしている。あくまで異性の
目のためにあったコスチュームは
自らの快楽のためのものに変化した。
私はコスチュームを扱う作品を通して
古い身体感 から抜け出した
新たな現代の身体を模索している。


展覧会コンセプト

私たちが毎日行っている装身行為は
自分というスタティックな存在を、
無限に再生可能なヒロインに変換する行為のようだ。
幾重にも身に纏い未知の私を毎朝のように形どる。
肉体に一番近い下着は生存戦略的な
可変プロテクターではないだろうか。




Reversed:Attempt

2016
婦人靴



経歴

1994年 熊本県生まれ
2016年 京都造形芸術大学空間演出デザイン学科
ジュエリー&アクセサリーコース卒業
2018年 京都造形芸術大学大学院
芸術専攻総合造形領域修士課程修了

グループ展
2017年 「‐列‐展」 cumono gallery
2017年 「passage」 京都造形芸術大学構内




Dress code No.039

2018
素材:婦人下着・アクリル綿