釣光穂 個展 「うつわの標本」

TSURI Mitsuho solo exhibition
Specimen of ‘utsuwa'


2016年11月22日(火)から27日(日)
12:00から18:00


KUNSTARZT では、釣光穂の初個展を開催します。
釣光穂は、独自のユーモラスなアミモノ陶芸を通して、
現代人の生活に使われる「うつわ」の認識に
揺さぶりをかけるアーティストです。
「キッチンの観察」は、洗剤や調味料や飲料の容器を
アミモノ陶芸化した、とてもポップでかわいらしい作品群です。
さらに、隙間が生じる手びねり成形によって
「うつわ」としての機能を奪い、色をあえて工業製品に
寄せることで、いかに味気ない画一化されたデザインの
「うつわ」しかない世界に我々が生きているかを
気付かせてくれます。
釣光穂の「観察」にご注目ください。
(KUNST ARZT 岡本光博)





キッチンの観察

2016
素材 半磁土 顔料

キッチンの観察(洗剤の容器)
キッチンの観察では、普段目にする食品や
洗剤の容器をやきものに置き換えた作品。
うつわの中身が洗剤や加工食品に多様化していることに注目した。



アーティストステートメント

細く伸ばした土を積み上げて、
うつわや現在の使い捨て容器の模刻などを制作しています。
陶器に限らないうつわと人間の生活との関係性や、
時代によって変化するうつわのかたちや
素材から見える社会の姿に興味をもち、
陶芸という技術を扱いながらも、
編み物を連想させるような手びねりで成形することで、
つくるという行為を見つめなおす作業をしています。





個展 「うつわの標本」2016 展示風景




クローゼットの観察

2016
素材 半磁土 顔料

陶芸の技法のひとつである手びねりのひもをさらに細く伸ばし
積み上げる成形はクローゼットの衣服の繊維から着想を得ている。
人がつくるものにかけられた時間、機械がつくるものに
かけられた時間の置きかえによって、
自分にとってのつくる意味を探している。




経歴

1991年 兵庫県明石市出身
2014年 京都市立芸術大学美術学部陶磁器専攻卒業
2016年 京都市立芸術大学大学院陶磁器専攻卒業


展覧会歴

2013年 陶6展 /くらふとギャラリー集
2015年 サイレントアクア2015 /ギャラリー@kcua
2015年 わん・碗・ONE展 /京都陶磁器会館
2015年 日中韓現代アジア陶芸展 /国際陶甕城(中国)
2016年 プロセスのまわりみち展 /大枝土蔵









キッチンの観察
(洗剤)
high:230mm
\ 35,000 ed.3

キッチンの観察
(ミカン)
wide:85mm
\ 5,500 ed.3

キッチンの観察
(ヤクルト)
high:65mm
\ 3,500 ed.6