新宅 加奈子 個展 SHINTAKU Kanako solo exhibition stratum 2021年7月31日(土)から8月8日(日) 12:00から18:00 月曜日休み KUNST ARZT では、2年ぶり3度目となる 新宅加奈子の個展を開催します。 新宅加奈子は、自身の裸に絵の具を纏うアーティストです。 高校生の頃から継続しているという 「今ここにいる」という実感を得る為のこの行為は、 彼女にとっては表現以前に儀式のようでもあります。 昨年のヨコハマトリエンナーレという大きな舞台での パフォーマンスにおいても、舞台表現に組み込まれた パフォーマンスにおいても、淡々と「今ここにいる」という 存在証明を行ってきました。 本展でも、初の公開パフォーマンスを行った 2018年の個展と同様に、パフォーマンスと身体を軸に 作られた作品群からの構成です。 (KUNSTARZT 岡本光博) PRESS RELEASE SHINTAKU Kanako (b.1998, Kumamoto, lives and works in Kyoto) is an artist who color her own body for confirming her own existence. She earned her MA in Faculity of finearts in Kyoto University of the Arts. |
||||
以上、個展「Stratum」(2021) by OFFICE MURA Photo |
||||
京都新聞 2021年8月7日 高嶋慈さんによる「新宅加奈子個展stratum」展評 |
||||
以上、個展「Embodiment」(2019) by OFFICE MURA Photo |
||||
アーティストステートメント 時々私は裸になって絵の具を全身に纏います。 皮膚の上で混ざり合う絵の具は、 私が私であることを超え、 人間という身体を持った存在であることも忘れさせます。 それは単なる欲求や衝動ではなく、 自分が自分として生きていくために 必要な行いとして始まりました。 むしろ、儀式のようなものだったのかも知れません。 私の日常のなかで現実感が希薄になり、 放っておくと、「今ここにいる」という実感が 徐々に失われていき、その恐怖で、 私の心身は硬直してしまうことがあります。 その為、私はこの儀式を繰り返す事により、 そのような恐怖を取り除き、 そして確かに生きている事を確認しているのです。 |
||||
Talk(新宅加奈子×甲斐聖隆〔批評家〕): 7/1 14:00-15:00 以上、個展 「I'm still alive」2018より |
||||
経歴 1994 大分県出身 2019 京都造形芸術大学 総合造形領域修了 主な個展 2018 I'm still alive, Kunstarzt(京都) 2019 embodiment, Kunstarzt(京都) 2019 indication, 京都写真美術館(京都) 2019 indication, KKAG Gallery(東京) 2020 Then, Fabcafe Kyoto(京都) 主なグループ展ほか 2019 ヨコハマトリエンナーレ2020 エピソード00 (神奈川) 2019 シブヤスタイルvol.13 西武渋谷美術画廊(東京) 2019「小さいわたしたち」+art gallery(大阪) 2019「現代茶ノ湯スタイル展縁-enishi-」 西武渋谷美術画廊(東京) 2019 アジア新人アーティスト芸術祭(ソウル/韓国) 2020「見えない世界」」/+art gallery(大阪) 2020 カドウ建築の宴in OPAM 出展(大分) 2020 Shintaku kanako 公開パフォーマンス(東京) 2020 アートコレクター展「 collector's collective 」 東京帝国プラザホテル(東京) 2020「燦三と照りつける太陽で、 あつさ加わり体調を崩しがちな季節ですが、 規則正しく健やか奈日々をお過ごしください。展」 西武渋谷店美術画廊 オルナタティブスペース グループ展(東京) 2020 京都府新鋭選抜展/ 京都文化博物館(京都) 2020 raw -精神と肉体の展覧会- 京都芸術センターco-program D 採択企画/舞台公演(京都) 2021「Up_01」銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM(東京) |