丹羽晴香 個展
NIWA Haruka Solo Exhibition

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2025年1月28日(火)から2月2日(日)
12:00から18:00

KUNST ARZTでは2年ぶり、5度目となる
丹羽晴香の個展を開催します。
丹羽晴香は、キャンバス上に、
人間の心の奥底にある“何か”を
抽出するアーティストです。
墨汁でラフドローイングしたキャンバスに、
油彩でイメージを具体化していきます。
本展では、昨年から継続する、
一辺227 oの正方形のキャンバスを用いた
連作‘ONE’でメインルームを構成する構想です。
(KUNST ARZT 岡本光博)


展覧会コンセプト

oneという作品は、直感的に無地のキャンバスに
描き始め、イメージにしたがって素直に筆を進めます。
その中で分岐点と言いますか、
意識的に選択をする場面が現れます。
そこで思考し選び取る、その繰り返しの作業です。
シリーズとして同サイズにひたすら絵を描いて行く中で、
抽出されるイメージはいつか尽きるのでしょうか。
繰り返しの作業になり、他者に与えられる印象は
似通ったものになるのでしょうか。
抽象的な表現を始め、かれこれ10年近く経ちます。
いつか尽きた日に、次に何生まれるのでしょうか。



アーティスト・ステートメント

わたしたちは過去を経て今に至る。
あらゆる選択をし道を進み、時に立ち止まり振り返る。
他人や自分のことがわからないと迷い考え、
無数の選択により作られた人々を、
あなたはどう捉えるのだろうか。
目の前に広がるのは何か。
振り返った先に広がるのは何か。
自分と関係を持たない多くの選択を、
あなたはどう見てどう判断するのか。
これらの油彩画も多くの選択の結果物である。



PRESS RELEASE


NIWA Haruka (b.1994, Osaka pref, lives and works in Osaka)
is an artist who extracts "something" from the depths
of the human mind on canvas.
She earned her master's degree in a painting course
at Kyoto Seika University.




one#2-21
2023
キャンバスに油彩
227×227o each




アーティストによる展示風景リール動画



forget
2023
キャンバスに油彩、墨汁 直径 500 o




個展「colors」2020 個展展示風景
by office mura photo




個展「rebirth」2019 個展展示風景



アーティスト・ステートメント

私たちは生きていくうえで数え切れないほどの選択をしてきた。
そしてその選択はこれからも続く。
過去の選択により影響を及ぼされる未来の選択もあるだろう。




個展「makes me high」2018 個展展示風景
photo: OFFICE MURA PHOTO




artificial selection

2017
キャンバスに墨汁、油彩



経歴
1994年 大阪府生まれ
2017年 京都精華大学芸術学部造形学科洋画コース卒

個展
2023年 one (KUNST ARZT/京都)
2020年 colors (KUNST ARZT/京都)
2019年 rebirth (KUNST ARZT/京都)
2018年 makes me high (KUNST ARZT/京都)

グループ展
2022年 自我像展(ギャラリーマロニエ / 京都)
2020年 自我像展(ギャラリーマロニエ / 京都)
2018年 絵画tomorrow -6大学推薦 若手の饗宴-
(ギャラリーマロニエ/京都)
2017年 第四回京都美術大学交流展
(ちいさいおうちギャラリー/京都)
2017年 京都精華大学卒業・修了制作展
(京都市美術館/京都)
2016年 ソウゾウ展(京都精華大学/ギャラリーフロール/京都)
2016年 箱庭バカンス(kara-S Gallery/京都)
2016年 ARTCOM2016-we need it-
(けいはんな記念公園/月の庭ギャラリー/京都)
2016年 セイカアンデパンダン展
(京都精華大学/ギャラリーデッドスペース/京都)
2015年 Art Wear Exhibition(ART Lab OMM/大阪)







for the collection of
NIWA Haruka's works