菊池 和晃 個展 KIKUCHI Kazuaki Solo Exhibition Draw the City 2020年9月29日(火)から10月4日(日) 12:00から18:00 3日(土)のみニュイブランシュ参加のために22:00まで開催 10月3日17時から(概ね1時間ほど予定) 作家による“Draw the City” working KUNST ARZTでは、菊池和晃の個展を開催します。 菊池和晃は、身体的負荷が大きい自作装置と“格闘”し、 美術史的要素を絡めた作品を生み出すアーティストです。 ブランクーシ、ウォ-ホル、ポロック・・・ これまでにも多くの美術史上のアーティストの 作品を引用してきました。 吉原治良的な“円”を描くために、 6250回転もハンドルを回さなければならない 「円を描く」は、コンセプトも、彫刻としても、 強く印象に残る作品でした。 本展では、リヒターの「カラーチャート」や カラーフィールド・ペインティングを参照し、 新型コロナ禍において問題視される 新宿の「夜の街」の風景を、 自作の機械を通して「ピクセル」に還元し、 鉄板に描き出した絵画で空間を埋める構想です。 サブルームでは、ニュイブランシュに合わせて、 その鉄板に色を塗る機械を使っての パフォーマンスの予定です。 ご注目ください。 (KUNST ARZT 岡本光博) PRESS RELEASE |
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個展「Draw the City」(2020)展示風景 by offeice mura photo |
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円を描くX / Draw a CircleX 2020 photo by Nobutada Omote |
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円を描くT -生産されたイメージ #1 / Draw a CircleT-A Produced Image #1 2020 アルミニウム、ペンキ Photo by Takeru Koroda |
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円を描くW / Draw a Circle W 2020 アルミニウム、鉄、ステンレス Photo by Takeru Koroda |
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円を描くU- マシン / Draw a CircleU - Machine 2020 photo by Nobutada Omote |
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円を描くV -マシン / Draw a Circle V -Machine 2020 Photo by Takeru Koroda |
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アーティストステートメント 私たちの生活はさまざまな機械によって成り立っている。 機械には効率と生産性が最も求められ、 その為に無駄と判断されるものは排除される。 そして新たに効率的で生産性の高い機械が作られる。 私の仕事はそんな機械を使い、新たな機械を生産することだ。 それは社会にとって機能的だと思う。 人やものを社会の歯車に例えることがあるが、 私の仕事はまさにその歯車だ。 そして私は仕事で使うのと同じ機械を使い芸術作品を作っている。 どちらも同じ創造行為ではあるが 社会的な機能というのは大きく異なる。 私が仕事でする創造は生きること、 生活すること、社会で役に立つこと。 一方芸術での創造は私たちの生活にとって無駄なもの、 役に立たないものとして 端に追いやられている場面を多々目にする。 芸術も社会と噛み合う歯車だ。 その動力がどこに繋がっているのかは 現代では見えづらいだけで、 今も私たちの生に対して機能している。 私の作品は美術的なイメージを生産する為のマシンだ。 それはただ単にイメージを複製するだけではなく、 私たちと芸術との「連動」を可視化する為の装置でもある。 そうすることで、芸術や文化がどのように 私たちの生に機能しているかを見つめ直したい。 |
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Muscle 2018 キャンバス、ペンキ、木材、鉄 |
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アクション 2017 ミクストメディア |
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経歴 1993年 京都府生まれ 2016年 成安造形大学美術領域現代アートコース卒業 2018年 京都市立芸術大学大学院 構想設計クラス修了 個展(ユニットも含む) 2016年 菊池和晃+にしなつみ「KISS」 / KUNST ARZT(京都) 2019年 個展 Muscle / The Third Gallery Aya(大阪) 2020年 個展 Draw a Circle / The Third Gallery Aya(大阪) グループ展ほか 2017年 1floor2017 合目的的不毛論 /神戸アートビレッジセンター(兵庫) 2017年 Vvk20ウォーホル美術 / KUNST ARZT(京都) 2018年 京都市立芸術大学作品展 / 京都市立芸術大学(京都) 2018年 エイリアス−コレイガイノスベテ− / +1art(大阪) 2018年 以“身”伝心 からだから、はじめてみる / ボーダレスアートミュージアムNO?MA(滋賀) 2018年 playing BODY player / ギャラリーアートサイト(滋賀) 2019年 超暴力展 / 山下ビル(愛知) 2020年 京都府新鋭選抜展2020 / 京都文化博物館(京都) 2020年 transmit program 2020 / ギャラリー@KCUA(京都) 2020年 time lake ?シングルスクリーン/取りまく息を吐く瞬間 / The Third Gallery Aya(大阪) 2020年 ニューミューテーション #3 / 京都芸術センター(京都) |
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菊池和晃+にしなつみ KISS展示風景(2016) |
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