吉田 鷹景 個展 YOSHIDA Takakage solo exhibition さわる/不可侵領域 Touch/Sanctuary 2024年11月5日(火)から10日(日) 12:00から18:00 吉田鷹景は、[形]についてのリサーチを通して、 ミニマルで、コンセプチュアルな絵画を展開している アーティストです。 立方体に見える遠近法構造のキャンバスピースを 繰り返し縫い合わせたキャンバス地に、人や動物の シルエットを配置した絵画、鑑賞者の視点の移動を 取り込んだ絵画インスタレーションなど、 厳選した素材と独特のシンプルな形式で 展開しています。 遠近法、黄金比など、美術の基本概念・観念を 改めて再考する機会にもなるでしょう。 (KUNST ARZT 岡本光博) PRESS RELEASE YOSHIDA Takakage (b.2001, Osaka pref, lives and works in Kansai) is an artist who develops minimal and conceptual paintings through research into 'form'. He is an active graduate student in a painting course at Kyoto city University of the Arts. |
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歩み、ぶつかる前のしっぽ切り 2024 綿布/アクリル、スプレー、ペン 915×732mm |
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振り向く正面の目 2024 キャンバス/アクリル 1500×1500×200mm |
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アーティスト・ステートメント 形を持つことにより現れる事柄、 形態を備えて成立するようなものがある。 例えば、遠近法という概念は 線の集まりや重なりによって表され、 黄金比という観念は図形や モノに当てはめられて立ち現れる。 このように事象や形態というものには そのモデルとなる法則があり、 それが「形」というものの下で 社会に広く浸透している。 そのような形の中にある強い法則は 個人や社会に対し画一性や硬直性を生み、 人々を盲目にさせうるリスクを孕んでいると思う。 このように形というものが持つ罠を露わにする 破戒的、挑発的行為を目で見る、見られるという アプローチの下で行っている。 鑑賞者の能動性を回復させ形態というものが 閉ざしているイメージの固執化を作品を 用いることによって取り戻す、または 新たに発見させることを目的とし、実践している。 絵画というものをキーワードに置き、 脈絡、文脈を変えることなく、 形態によって形態に対し言及すること、 逸脱することこそが必要であると考え、 形態の在り様と絵画の在り様を 複合させるような絵画装置の制作を行う。 |
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宙に立つ 2024 ミクストメディア |
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告知/羽を持てども面を知る 2024 綿布/アクリル、スプレー、ペン 980×2170mm |
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経歴 2001年 大阪府生まれ 2024年現在 京都市立芸術大学在学中 |
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