大久保 海咲 個展 OKUBO Misaki solo exhibition sigh to sign 2020年1月28日(土)から2月2日(日) 12:00から18:00 KUNST ARZTでは、大久保海咲の 京都初個展を開催します。 大久保海咲は、「植物」オブジェを軸に、 空間を異化するアーティストです。 2019年の大規模なインスタレーション作品「SONo.」では、 「植物の持つ形、自由さ、強さといった魅力」 (アーティストの言葉)が空間に解き放たれ、 空間の固有性は排除され、 どこでもない場所性と光の調整によって、 独特の時間感覚を形成していました。 そこには、日本人であること、女性であることなど、 カテゴライズされることに対する抵抗意識が 奏通低音として流れています。 (KUNST ARZT 岡本光博) *toは、英語ではなくローマ字読みでto(と)と読みます。 PRESS RELEASE |
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以上、個展「sigh to sign」(2020)展示風景 photo by OFFICE MURA PHOTO |
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SONo. 2019 クラフト紙、木材、ソファー |
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アーティスト・ステートメント 社会の中での人がカテゴリーわけ されることについて疑問を持ち、 カテゴライズによる物事の認識について 問う作品を制作をしている。 大久保自身、幼少期から 多国籍の人々が暮らす地域で過ごし 様々な文化混在していることが日常にあった。 そういった経験から性別というカテゴリーの中では、 女性であるが、自分の性を受け入れて 女性らしく生きることにずっと疑問を持ち続けていた、 昨今話題になっているmetoo運動、 フェミニズムなどを通して様々な性のあり方、 人のあり方を知り、社会でのカテゴリーを抜きにした時 自分とは何者なのか、カテゴリーというものはあくまでも 他者に伝わる上での名前でしかない というスタンスを持っている。 しかし、多くの人がまだ自分自身が社会の中で カテゴライズされていくことへの意識は低いと感じ、 作家自身も含めともに考えていける表現を したいと考えている。 |
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SONo. 2019 クラフト紙、木材 |
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経歴 1996 東京生まれ京都在住 現在 京都精華大学 芸術研究科博士前期課程芸術専攻 在籍 展覧会歴 2018 グループ展「fermata」アートギャラリー北野(京都) 2018 グループ展「SEIKAJACK」京都精華大学ギャラリーフロール 2019 個展「Bloom」FLAT space(大阪) |
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Bloom 2019 クラフト紙、石膏、スコップ |
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ブルー・ドライ・モア 2020 石膏 \ 50,000 |
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旅 2020 キャンバスにアクリル絵具 \ 30,000 |