長野 美里 個展 自由研究 夏 NAGANO Misato Independent research summer 2020年7月7日(火)から12日(日) 12:00から18:00 KUNST ARZT では、 昨年に引き続き、長野美里の個展を開催します。 長野美里は、独自のユーモラスな視点で、 あらゆる文化・風習にメスを入れるアーティストです。 本展は、「ポイ捨て」がメインテーマです。 モノが落とされた場所、時間、形状、置き方と いった記録をもとに、モノを落とした人物の心理や 行動理由について、独自の分析と想像を通して 作品化していきます。 見えない脅威にさらされる現代、 誰のモノか分からない痕跡の考察は、 リアルに突き刺さることでしょう。 雑誌編集者の視点を併せ持つ、 このアーティストならではのアートです。 ご注目ください。(KUNST ARZT 岡本光博) *本展よりアーティスト名義が ピエールナガノから長野美里になります。 展覧会コンセプト 道に落ちているもの「ポイ捨て」について そのものが落とされた場所、時間、形状、置き方などを記録し、 そのものを落とした人物の心理や行動理由について考察する。 そもそも落としたものなのか、落ちてしまったものなのか、つ まり「ゴミ」なのか「落し物」なのか その境界線は一度道に落とされると曖昧になる。 あるいは「ゴミ」ひとつ取っても、故意に落とされたものなのか、 たまたま落ちてしまったものなのか、 それは置き方によって推測が可能となる。 特に故意に落とされた「ゴミ」は 落とされた場所にアフォードしている。 その環境に適した置かれ方をしている場合は、 十中八九故意に落とされた「ゴミ」であると予測できる。 道に落ちているものを通して、人間とものの関わり、 人間とものと環境の関わりについて考える。 press release |
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以上、個展「自由研究 夏」(2020) |
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しりとリズム 2019 レーザープリント |
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関西弁 (左) 標準語 (右) 2019 レーザープリント |
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ポイ捨て 2019 レーザープリント |
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第四の壁パターン 1,2,3 2019 レーザープリント |
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アーティスト・ステートメント 世の中には色々わからないことやものがあります。 すべて大体理由や経緯があるものですが、 多くの人はそれらについていちいち考えたりしません。 しかし、それらのわからないこと、 あるいは考えたこともないことについて、 いちいち考えるのがとても楽しいと感じます。 「研究」と銘打つほど大それたものではないので、 この考えることを「自由研究」と銘打つことにしました。 |
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経歴 1995年 大阪府出身 2018年 京都市立芸術大学 美術科版画専攻卒業 個展 2019年 自由研究 春 KUNST ARZT 2017年 九匹のネズミ スリースター京都 グループ展 2018年 三条富小路書店 ギャラリーh2O 2018年 京都市立芸術大学制作展 京都市立芸術大学 2016年 Multiply それぞれの地点より燐光する視点 京都精華大学ギャラリーフロール 2016年 刷り、かわり HOTEL ANTEROOM KYOTO、元 崇仁小学校 |
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PIERRE 2017 冊子 麺料理、海外旅行などについて編集、デザイン、文章、 イラストすべてを一人で手がけたZINE |
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