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金田金太郎 個展
「Ghostscape-逃亡する少年たちの観察抄。」
KANEDA Kintaro solo exhibition
Ghostscape
-Observation of pure aeternus who escape.
2018年4月3日(火)から8日(日)
12:00から18:00
KUNSTARZT では、金田金太郎の個展を開催します。
金田金太郎は、グラフィティカルチャーの可能性を足掛かりに、
独自の芸術理論を実践、更新し続けるアーティストです。
現代美術的なイコンを嘲笑うかのように、
ジェフクーンズっぽいビニール人形をモチーフとした
「ballon rabit(2017)」、グラフィティのダイナミズムを
活かしつつ、ハイアート的なクオリティーで仕上げた「orbit(2017)」。
そして、グラフィティの表層的な部分ではなく、
反体制的なスタンスへの共鳴も含めて、
注目に値するアーティストです。(KUNST ARZT 岡本光博)
【OPENING PARTY】
2018年4月3日(火)14:00-17:30
<ケータリング> 小川ひとみさん(ogawaya)
【CLOSING PARTY】 「ぼくたちの在りか」
2018年4月8日(日)
13:00-17:30
<ケータリング> なっこさん(水玉コーヒー)、
小川ひとみさん(ogawaya)、
14:00-16:00
<トーク> 黒田純平さん(KESHIKI.JP)
16:20-17:10
<ライブ> 高山燦さん(バレーボウイズ)
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Road to branch to four, grassy,beam light, white sigh.
2017
パネルにアクリル絵具、色鉛筆、チョーク、ペンキ
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「展覧会ステートメント」
身体の周囲で起こりうる因果律では
収集のつかない偶発性の発現に、
われわれの身体はおろか、内的な思考もまた、
大きく揺さぶられることがある。
その際、私は偶然にもその繊細な布置を眺める
ことを許されるが、それらの心理が成熟する事を
阻むかのように、何らかの気配が身体を通過し
後景へと去って行く。その気配に駆られるように、
追走すれば、やがて布置は遠ざかり、私は自身の
所在すらも明確にならないまま、私という自己が
徐々に希薄になっていく事を感じる。あらゆる動植物や
人工物の感触はより強くなり、私が圧迫していた空間は
瞬時にそれらで満たされる。目まぐるしく移り変わっていく
数々の風景はどこか見覚えのあるものばかりで、
昔懐かしささえ憶えた。乖離した精神は肉体を残して、
ほんのひとときの間、私は少年になっていたのだ。
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「アーティストステートメント/展覧会内容」
日本のアニメ・マンガに見られる表現を実践、
研究する中で、徐々にグラフィティーカルチャーとの
密接な関わり合いを見出し、不在性や仮象という
両者に共通して見られる個別の事象同士を接合する
などして絵画空間へ導入する試みをつづけてきました。
それらの取り組みは、現代美術自体の表象を
異化すると同時に、それ自体が美術の文脈において
雁字搦めになっているのではないかというコンプレックス
としての象徴的な所作でもありました。
今日の展開では、新たに深層心理学や精神分析の
観点を加えて、不可視の現象や、非論理的因果関係などの
事象に着目しながら進めていきます。自らの心象体験と
現実行動の対比、およびそれらの観察記録としての位相の
絵画群を通して、表現行為についての解釈の拡張、
歴史の断片採取と再読を行います。
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yahoobeach
2017
ミクストメディア
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経歴
1993 大阪生まれ
2014 学内自主企画グループ展『era』
(京都嵯峨芸術大学付属ギャラリー・ホワイエ)
2015 学内自主企画展『Promotion』
(京都嵯峨芸術大学)
2016 神戸ビエンナーレ2016『Into the place』
(神戸港メリケンパーク)
2016 『Silent steal - absence portraits -
不在の肖像画群」展。(京都嵯峨芸術大学)
2016 『THE PAINTINGS ALSO HAVE GRAVITY
ACCELERATION - ゾーニングされた2つ目の壁、
仮置きの空間、それらの性質』(京都嵯峨芸術大学)
2017 『oneroom2017 -ノマドの現在地』にて、
『YAHOO BEACH』(京都嵯峨芸術大学クラブボックス)
2017 黒田純平(KESHIKI)キュレーション企画
『TOXXIES』(FORUM KYOTO)
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absence
2016
ミクストメディア
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