井阪 郁 個展
ISAKA Kaoru solo exhibition

情緒情景
affectivity-scenery

2023年4月11日(火)から16日(日) 
12:00から18:00

KUNST ARZT では、2年ぶり2度目となる
井阪郁の個展を開催します。
井阪郁は、シルクスクリーンと縫いの技法を用い、
カラフルで大胆な心象風景コラージュを
作り出すアーティストです。
近年は、優雅さや華やかさを象徴するモチーフは
なりを潜め、水族館のセイウチ、生花、飼い猫
といった人間との関わりの中で存在する命へと
関心が移っています。
ご注目ください。  
(KUNST ARZT 岡本光博)



展覧会コンセプト 

見たもの触れたもの聴いたものなど
私が得た様々なすべての感覚を
大切にし作品に投影している。
感覚的なイメージを表現する上で、
具体的な意味を有する事象(モチーフ)を
コラージュのように染め重ねたり、縫い重ねたりした。
モチーフたちが重なることで意味は
曖昧になり抽象的になっていく。そして、
一つのメッセージを表現すると考えている。
作品は私の中の感覚が体外に出て
形になったものと思っている。


I treasure all the various sensations that
I have obtained through things I have seen,
touched, and heard, and I project them onto my works.
To express a sensual image, I overlap and sew
specific events (motifs) that have concrete meanings,
like in a collage.
The meaning becomes ambiguous
and abstract as the motifs overlap.
I think that this expresses a single message.
I consider my works to be things that
have taken form outside of myself,
expressing my internal sensations.


PRESS RELEASE


ISAKA Kaoru is an artist who uses silkscreen printing
and sewing techniques to create a unique collage world
with metaphorically repeating motifs and colored cloths.
She was born in Osaka in 1998
and is an active graduate student in Seika university.




個展「情緒情景」展示風景(2023)
photo by WATANABE Erina




個展「STACK UP」(2020)展示風景
by office mura photo




美しいものたち 

2019
綿 反応染料 顔料 
1310mm×900mm



アーティスト・ステートメント

見たもの触るもの聴くもの感じるもの
全てを大切に作品へと投影し、
散らばったモチーフをコラージュのように染め重ね、
縫い重ねていくことで一つのメッセージを持つ表現を考えている。




美しいものたち 

2019
綿 反応染料 顔料 
1310mm×900mm



経歴

1998年 大阪府生まれ
京都精華大学博士前期課程在籍

展覧会歴

2018年 シルクスクリーン+縫いTシャツ展 (gallery kara-s/京都)
2019年 Loss t(デザイン・フェスタ・ギャラリー原宿/東京) 
2019年 シルクスクリーン+縫いTシャツ展2th (gallery kara-s/京都)
2019年 京都国際映画祭2019
クリエイターズ・ファクトリー「アート部門」(元淳風小学校/京都)
2019年 京都のチカラ「50人50色」(リーガロイヤルホテル京都/京都)
2020年 京都精華大学卒業制作展(京都精華大学/京都)
2020年 TEXTILE2020(gallery Maromie/京都)
2020年 LOOPEND(京都精華大学本館ギャラリー/京都)



モモン・マルコン 

2020
綿 麻袋 反応染料 顔料
[左]2720mm×880mm [右]1910mm×2950mm















for ISAKA Kaoru works collection