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東 春予 個展
HIGASHI Haruyo solo exhibition
実験漫画(コミックはミュージックのように)
Ut vierra musica
2019年3月12日(火)から17日(日)
12:00から18:00
KUNST ARZT では、東春予の関西初個展を開催します。
東春予は、時間/ストーリーから放たれた“漫画”を通して、
独自の表現世界を探究するアーティストです。
本展では、楽曲/歌詞を元に作画した漫画を
ギャラリー空間に展示し、
その楽曲の作曲者がライブ演奏します。
展示は、前半/12日(火)から15日(金)と
後半/16日(土)、17日(日)の2部に分かれています。
前半の曲は『永遠』で、その作曲者である内村イタル氏が
12日にライブ演奏します。
後半の曲は『sons of liberty』で、
17日にpaper peopleがライブ演奏します。
「アート」、「漫画」、「音楽」・・・どのジャンルをとっても、
何かを変えてしまうような斬新さを内包しています。
(KUNST ARZT 岡本光博)
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All Young Dudes
2017
紙・アクリル・インク
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らりるレミ子
2017
紙・アクリル・インク
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アーティストステートメント
漫画を壁いっぱいに拡大し、
一コマ一コマにタイトルを付ける、
という形態で作品を制作している。
漫画のコマはその中の時間、
ある一瞬をそれそのものとして保護する装置である。
仮に、紙媒体の漫画からある一コマを切り抜いて
壁に貼れば、それはストーリーの構成物という
位置付けから抜け出して、単なる絵、
それそのものになる。
過去も未来もないある一点として、
そのコマの中の時間は永遠に保たれ、
過去・現在・未来の時間軸から解放される。
連ねられた全ての現在がそれそのものとして
同列に保護される。連なりながらもストーリーに
されるのを抗う瞬間、個々が個々の為だけにある瞬間、
その連続として初めて成り立つ漫画の
表現形式を提示している。
今回は、上記の形式で二つの曲をもとに
ナンセンス漫画を制作し、且つ、作曲者に
展示場でその曲を演奏してもらう。
曲をワンフレーズごとにビジュアル化することで、
彼らが瞬間を連ねて作る演奏を、
個々の瞬間のままに保護する。
彼らは瞬間を連ね、曲としてのうねりを作る。
私はその瞬間の連なりに対し垂直に、
永遠性を打ち付ける。
(曲の提供・出演/
『永遠』内村イタル、
『Sons of Liberty』paper people)
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前夜
2018
紙・アクリル・インク
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経歴
1995 鹿児島県生まれ
2018 京都造形芸術大学 情報デザイン学科・
イラストレーションコース卒業
個展
2018「実験漫画 破線(連ねられた点による)」
Ondo STAY&EXHIBITION (東京)
受賞歴
2018 京都造形大学卒業展 同窓会特別賞
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夜
2018
紙・アクリル・インク
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