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鈴木 ひょっとこ 個展
勝手ながら祝祭日
SUZUKI Hyottoko solo exhibition
My arbitrary festival day
2017年9月12日(火)から17日(日)
12:00から18:00
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KUNST ARZT では、鈴木ひょっとこの個展を開催します。
鈴木ひょっとこは、祭りをテーマに、
日本古来の伝統文化と現代性を掛け合わせる
ユーモア・アーティストです。
『神楽』の研究のため宮崎を拠点とし、
発表は東京が多いのですが、
本展は貴重な関西での展示になります。
絵画、彫刻、アニメーション、雑貨など
多岐にわたるメディアを駆使し、
独自の世界観を構築する彼女に注目ください。
(KUNST ARZT 岡本光博)
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りんご美人祭
2013
日本人にとって、ふくよかな女性から華奢な女性へ
の美人像の転換、神への祈りの儀式であるお祭が
屋台の並ぶ娯楽イベントのように変化したこと、
それらの本来のあり方が、異質な価値観を取り
入れて変化したことを『毒入りの食品』の摂取に
なぞらえて、このインスタレーション作品では
その転換への問いかけを込めて表現しています。
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アーティストステートメント
私は新興住宅地の団地で育ち、
地域の伝承文化にあまり触れることがない
子供時代を過ごしました。
その中で印象に残っているのは、
たまに行く祖母の家の近所で観た、
活気に満ちて楽しげな縁日や盆踊りでした。
私にとって身近な無機的なものに
囲まれた暮らしという現実と、
お祭りを始めとする日本古来の文化への憧れが
現在の私の表現に繋がっていると思います。
私の制作テーマは『悲しい』『怒り』『違和感』などの
”マイナスのイメージを笑いに昇華する”ことです。
お祭りには参加者の日常のフラストレーションを
発散するという側面がありますが、
それを作品で実現したいと考えています。
作品形態は日本の伝統的な文様や浮世絵、
お祭りと現代の生活用品や外来の文化などを
掛け合わせた絵画、彫刻、アニメーション、
それらを組みあわせたインスタレーション、
雑貨など多ジャンルで制作発表しています。
また、制作する過程で、静止した絵が動くことで
キャラクターとして命を吹き込まれたように
見えるアニメーションが、お祭の中でも
特に『神楽』の舞の、静止した面が舞という動きと
合わさることで生きているように感じられることと
共通していると感じ、もっと神楽を観て影響を受けたい
という思いから、多くの神楽を保存伝承している
宮崎県へと2015年に制作場所を移しました。
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家電図『ウォシュレット』
2016
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1983 兵庫県生まれ
2007 武蔵野美術大学造形学部卒業
現在 宮崎/東京を拠点に活動中。
個展
2011「ひょっとこのはじまり」NANJO HOUSE
2015「ひょっとこのひとり祭り in 宮崎」
油津赤レンガ館
2015「ひょっとこのひとり祭り in 東京」
NANJO HOUSE
2016「ひょっとこの絵・切絵・映像」
ギャラリー厩戸
グループ展
2013 GEISAI#18 ポイントランキング4位入賞
2013「GEISAI#18 Point Ranking受賞者展」
Hidari Zingaro
2014「第三回 天祭一○八」増上寺
2015「アサクサコレクション2」
隅田公園リバーサイドギャラリー
2016 田川亞希・鈴木ひょっとこ二人祭「もののけのから」展
白白庵
2016「第六回 天祭一○八」増上寺
2017「浅草甲乙数寄合戦」まるごとにっぽん
2017「ピーチガールズフェスティバル」 伊勢丹新宿本店
2017「日本の夏の風景 ひょっとこちょうちんとかごバッグ」福岡三越
書籍「ハナモゲラ和歌の誘惑」
笹公人 著(小学館) 装画・挿絵
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