小松可奈子個展
KOMATSU Kanako solo exhibition
ホームシック
home-chic

2018年5月22日(火)から27日(日)
12:00から18:00

KUNST ARZTでは、小松可奈子の個展を開催します。
小松可奈子は、慣例や習慣、企業戦略から
感じた違和感を、しれっとポップに
昇華させるアーティストです。
福島を拠点にするなかで、
見えない脅威としての「ベクレル」という言葉を
敢えてファッションに取り入れた「流行のTシャツ (2017)」、
過剰に感じる“出産祝い”という風習を客観的にとらえた
「出産神輿(2016)」。メディアも含めた社会が作り出す
共同幻想に流されることなく、斜めの視点からしれっと
毒を注入する小松可奈子にご注目ください。
(KUNST ARZT 岡本光博)






「みかんせい」ワークショップ




bathroomboots   
足を踏み入れる

2018
100円均一のバスルームブーツ、シール
無意識的に、短絡的な何かに浸食されている気がした 



展覧会コンセプト
home-chic(ホームシック)は造語で、
文字のポップな感じからおうちの
あたたかくてほんわかしたムード、
音の響き(ホームシック)から「家」や「家庭」、
「家族」に固執する病的な一面、もう戻ってこない
こども時代のノスタルジーなどをイメージしている。
一見あたたかい、居心地の良いふつうの家のようで、
ちょっと不気味で不穏なにおいのする展覧会にしたい。




mikan-sei
みかんせい

2015
みかん
世界はまだ完成しないまま



アーティスト・ステートメント

私は「今」を生きている。
日常生活での些細な発見、感動、違和感、
ふと思い出す記憶の断片、思い出などを手がかりに、
今の世の中のもやもやした空気や人間の
滑稽さなどをあぶり出したい。

私は「美術家」とか「アーティスト」とか肩書きを
自称できる自信がないことが悩みであったが、
「今を生きているひとりの人間」という事は、
今のところ揺るがない事実ということに考えが行き着いた。
その事を頼りに、日々の生活で見つけた些細な発見、
それに伴う感動、もやもやした感情、違和感、
ふと思い出す記憶の断片、思い出などを手がかりに
制作活動をしている。





becquerel      
流行のTシャツ

2017
Tシャツにインクジェットプリント
福島県に住む私には「ベクレル」という単語は嫌がおうにもつきまとう。
いっそファッションとして消化できないだろうかと思い制作した。



経歴

1982 青森県生まれ
2006 武蔵野美術大学 造形学部 
基礎デザイン学科 卒業

2017 「日常のカケラ」八戸ポータルミュージアム、青森
2017 アーティスト・イン・レジデンス事業
「京都:Re-Search in 福知山」参加




ningenmoyo     
人間模様

2017
レース糸、ネット
人間は関係性を作る




出産神輿

2016
赤ちゃんの人形、赤ちゃん用バスケット、おもちゃ、
哺乳瓶、ご祝儀、提灯、鈴、紅白の綱、木材など
こどもが生まれるとバカみたいに騒ぐ大人たち。
まさに神輿をかついでいる。













人間模様 human pattern
2018
レース糸、かぎ針
\ 100,000

homesick
2018
実家の毛糸、実家の風呂敷
\ 50,000

ほぼほぼ
2018
\ 3,000 ed.30