ボク ノ ダリ -脚 の 長い 象-
2017
鉄 真鍮 フィギュア ゾウ
230×140×260mm




北尾 博史 個展 
ボク ノ シュルレアリスム

KITAO Hiroshi solo exhibition
My Surrealism

2023年5月19日(金)から28日(日) 
12:00から18:00 月曜日休み

KUNST ARZT では、初となる
北尾博史の個展を開催します。
北尾博史は、巧みな造形力と想像力で
“1枚の絵本”のようなを金属彫刻を
生み出す彫刻家です。
本展では、昨年のキュレーション展である
The Covers-Duchamp」で行った美術史を
考察するシリーズから、ダリやマグリットといった
シュルレアリスムの作品を軸に5点
、同展の出品作品のように見る、見られる関係性を
彫刻の構造に内包した作品ら6点の
合計11点での構成です。見に、見られに来てください。
(KUNST ARZT 岡本光博)


PRESS RELEASE




個展「ボク ノ シュルレアリスム」(2023)展示風景より




ボク ノ マン・レイ -電気アイロン- 
2017 
アイロン 真鍮 木箱
140×90×100 mm



アーティストステートメント

『シュルレアリスム』 それは特別な時間や空間、
異次元の扉の向こうにあるのではなく
日常生活のふとしたところにあるのだと、
ブルトンはいうのです。
ミシンと蝙蝠傘,解剖台の上での出会いは美しい。
154年の時が経ちました。
美術の教科書もすでに読みました。
ボクは 『ボク ノ シュルレアリスム』を
作ってみたいと思います。



My Surrealism

"'Surrealism' is not to be found in a special time or space,
or behind the doors of another dimension,
but it's in the small moments of everyday life," Breton says.
Sewing machines and umbrellas, encounter
on the dissecting table is beautiful.
154 years have passed.
I've already read art textbooks.
I'd like to make "My Surrealism".




サクランボ -カド ニ ナラベル-
2018
鉄 サンプル サクランボ
480×200×200 mm



経歴
1967 京都生まれ
1993 ジュネーブ州立美術学校卒(スイス)

主な展覧会
1992 OPEN AIR Ile Rousseau(ジュネーブ/スイス)
1993 個展 Galeries Artcadache(ブァローブ/スイス)
1995 北尾博史 彫刻展 ギャラリーTAF
(京都 ’96・’97・’98・’99・’00・’01・’02・’03)
1997 手の中のできごと展 芦屋市立美術博物館(兵庫)
1999 芸術祭典・京「京を創る」 智積院(京都)
2001 樹海より 芦屋市立美術博物館(兵庫)
2002 Crafting Economies フィリピン文化センター(マニラ)
2002 アンダーコンストラクション 東京オペラシティギャラリー
2004 北尾博史展 森ヲ アツメル 
アサヒビール大山崎山荘美術館(京都)
2005 北尾博史展 月ニ架ケル ギャラリー揺(京都)
2008 北尾博史展 森の部品‐堺町の森‐(京都)
2010 北尾博史展 森の部品‐元土御門の森‐ 弘道館(京都)
2013 北尾博史展 三蜜堂書店(京都 ’14・’15・’16)
2015 超京都 art Kyoto 2015 
ちおん舎・京都文化博物館(京都)
2016 北尾博史展 森の部品 こもれびのなかで星ヲ運ブ
ギャラリーニイク(東京)
2017 北尾博史展 The14th.MOON+MANIFESTO GALLERY
(大阪 ’18・’19・’20・’21・’22)
2022 The Covers-Duchamp KUNST ARZT (京都)
2022 森の部品 物の部品 -VOYAGE- 祇をん小西 (京都)

ふたりのいえ
2023 
真鍮 アルミ 芝生シート
420×210×220 mm












for the collection of
KITAO Hiroshi's works