岩田 萌 個展
IWATA Moe solo exhibition
PHOTON

2018年5月1日(火)から6日(日)
12:00から18:00

KUNST ARZTでは、岩田萌の個展を開催します。
岩田萌は、静謐かつ洗練されたミニマルな
映像、オブジェ、インスタレーションを通して、
時間や記憶を考察するアーティストです。
彼女の作品からは、徹底して
人為的な場面が取り除かれており、
コマ撮りループ・アニメーションや
パラパラ写真などに映し出される
本、時計、ピアノやダイヤルといったモチーフは、
まるでアニマ(魂)が吹き込まれたかのような
スピリチュアルな印象を与え、
同時に、「時間の裂け目」のような
現実の時間軸とのズレが立ち現れています。
時間や記憶の概念を揺さぶられに来てください。
(KUNST ARZT 岡本光博)




PHOTON 展示風景 (2018年)




continuous/docontinuous 展示風景 (2017年)



[展覧会コンセプト]

《Photon》とは光の粒子のことをいいます。
記憶や時間といったものは、
本来形を持たないものですが、
私たちの意識に作用するという点で、
そこに存在すると考えられます。
それらに、光がそうであるように、
物質としての性質があると想像し、
その姿や軌跡を可視化することによって
時間や記憶の存在がもたらすものについて
考える試みです。




インターページ2 展示風景 (2017年)



アーティストステートメント

コマ撮りアニメーションや立体模型
またその2つを組み合わせた
映像インスタレーションによって、
時間や記憶などの実体のない現象を形にし、
可視化させる作品を制作しています。




Strata 展示風景 (2015年)



経歴
1990年 京都府生まれ
2013年 京都精華大学 芸術学部
メディア造形学科映像コース卒

個展
2015年 Strata (SUNABA gallery)
2017年 continuous/discontinuous (room ALNLM)

グループ展
2012年 記憶の標本 (ギャラリーフロール)
2013年 京都精華大学卒業制作展 (京都市美術館)
2014年 micro macro loop (GALLERY 9 Kyoto)
2014年 共生のモンタージュ (gallery yolcha)
2015年 釜山国際映像アニメーション創作文化祭
2016年 インターページ (ギャラリーフロール)
2017年 インターページ2 (kara-S)
2017年 ホメーロスのリフレイン (gallery yolcha)









PHOTON#1
2018
キャンバスに蓄光塗料、スライド
\ 150,000
(機材込み1set)