イガわ淑恵 個展
IGAWA Yoshie solo exhibition

今日のもがき
Today's struggle

2016年6月21日(火)から26日(日) 
12:00から18:00



KUNST ARZT では二度目となる、イガわ淑恵の個展を開催します。
イガわ淑恵は、自身の生きざまを通して、人間の存在理由、
存在価値を考察するアーティストです。
前回の個展「おまえらの代わりはいくらでもいる!」では、
インスタレーションの他に、ギャラリー近くのゴミ捨て場で“ゴミ”になり、
危うくゴミ収集車に放り込まれる
強烈なインパクトのある映像作品がありました。
本展では、2年前(注)から一日も欠かさずに継続している
“自画像日記”の原画とそれらの絵を繋げ、
コマ撮りアニメとして映像化した作品から構成されます。
ご注目頂ければ幸いです。(KUNST ARZT 岡本光博)

注:本展では、2014年6月7日〜2016年6月6日の
2年分(730枚)の原画を使用。







イガわ 淑恵、3年ぶりの個展「今日のもがき」では、
新作のコマ撮りアニメからなる映像作品と原画2年分(730枚)を公開する。
作品の元となる、作家が一日も欠かさず継続し描き続けている
「もがく自画像日記」は、厳しさを増す社会の荒波にもまれる
作家個人の記録である。そして、それは多くの事象を一時的な
消費で済まし、それによって平穏を保っている、
日常という名の潮流に乗ることに必死な我々一人一人の
姿の象徴ともいえるだろう。
日々の出来事を時に鈍重に、軽快に、エモーショナルに、
ユーモラスをまとって泳ぐ人物が、「個人の存在理由・存在価値」という
正解の無い問いの海へと鑑賞者を誘う。
コーディネーター:結城 賢





i以上、
2013年個展「おまえらの代わりはいくらでもいる!」 
より




アーティスト・ステートメント


いじめられた体験がトラウマになり、人との交わりに臆病な私。
でも、人が好き。人と交わりたいという思いを強く抱えながら、
生きにくい現代社会の荒波にもがき苦しみながら生きている。
逃げることなく「社会人」として現代社会に生き続けることで、
今現在の社会に生まれている問題をこの身に浴びせながら闘う、
ありのままの姿を表現していきます。
無力なりにもこの現代社会に一矢報いるために。



【経歴】
1987  兵庫県神戸市生まれ
2010  成安造形大学造形学部デザイン科イラストレーション群 卒業

【個展】
2013  「おまえらの代わりならいくらでもいる!」(KUNST ARZT,京都)
2011  ながれのなかで(GALLERYはねうさぎ,京都)

【グループ展】
2015  ART SHOWER 2015(海岸通ギャラリー・CASO,大阪)
2012  京都野外彫刻展 招待作家(京都府立陶板名画の庭)
2012  まちまち展(ギャルリー オー,滋賀)
2012  BOX美術館展 11(GALLERYはねうさぎ,京都)
(成安造形大学 学内ギャラリー,滋賀)
2011  HOPEWORK2011(海岸通ギャラリー・CASO,大阪)
2010  成安造形大学第14回卒業制作展(京都市美術館)
2009  タイムカプセル(元・立誠小学校,京都)
2009  アートお化け屋敷展(大津パルコ)
2008  アンデパンダン展(C-to ギャラリー,滋賀)







≪ながれのなかで 〜溶岩流〜 ≫(一部)
Photoshop 筆ペン 印刷紙をパネル貼り 発砲スチロール 
アクリル絵具 ニス ベニヤ板 ジェッソ 石 テグス 
2012
京都野外彫刻展 招待作家(京都府立陶板名画の庭)

混沌としたこのながれのなか(世の中)で、
わたしたちはいったいどこへいきつくのだろうか―











今日のもがき
2016
DVD(731枚の原画より)
\ 1,500 ed.87
特典映像付き
今日のもがき
2014年6月9日
複製原画1枚限定 
sold

今日のもがき
2014年6月28日
複製原画1枚限定 
\ 1,000

今日のもがき
2014年7月3日
複製原画1枚限定 
\ 1,000

036D001
イガわ淑恵
ごみにもなれない
DVD
46min
\ 1,500
ed,100
2013


036G001
イガわ淑恵
おたのしみゴミ袋
ゴミにアクリル絵具
5リットル袋
\ 3,000
2013


036G002
イガわ淑恵
おたのしみゴミ袋
ゴミにアクリル絵具
10リットル袋
\ 5,000
2013


036G003
イガわ淑恵
おたのしみゴミ袋
ゴミにアクリル絵具
45リットル袋
\ 8,500
2013