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早瀬 道生 個展
HAYASE Michio solo exhibition
表面/路上/その間
2016年9月13日(火)から18日(日)
12:00から18:00
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KUNST ARZTでは、早瀬道生の個展を開催します。
早瀬道生は、フォトグラファーとしての視点を武器に、
表象することの可能性と限界を模索するアーティストです。
眼前にある“現実”を写し取るフォトグラファーとしての視点からすれば、
マスメディアの垂れ流す都合よく編集された“現実”との
ズレに直面することは言うまでもありません。
連作「Newspaper/20150716」、「Newspaper/20150918」、
「Newspaper/20150920」は、具体的な日付がタイトルに与えられ、
その日に発行された新聞の表面をひたすら重ねていく作品です。
“スミベタ”的に黒く判別不可能な状態にすることによって、
「中立、公正」とされるマスメディアに対する批評的な視点が加わるとともに、
アーティストが選んだ日付のみが浮き彫りになり
(何があった日か、どうぞググってください)、
強いメッセージ性を獲得しています。
本展は、これらの連作と新作とで構成する予定です。
ご注目頂ければ幸いです。(KUNST ARZT 岡本光博)
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Take Takae to here
2016- on going project
Pigment Print
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アーティスト・ステートメント
もはや私の目に映る風景はやんばるの森などではなく、
私を取り囲む機動隊員の顔、顔、顔、であった。
皮肉なことに機動隊と対峙することで、
この土地の風景が変わりつつあることをようやく実感した。
きっと、沖縄にある基地を本土で引き取るには難しいことなのだと思う。
であるならば、せめてものカウンターとして、
本土から沖縄へ派遣されている機動隊をここに連れ戻そうと試みた。
ここで展示している写真は、500枚の中の12枚である。
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Newspaper/20160711
2015
pigment print
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アーティスト・ステートメント
新聞の表面をひらすら重ねていく。
そうすることで新聞は情報を伝えるという役割を失い、
解読不能なノイズへと変化する。
同じ事柄でも論じ方に差異が生まれることは自明のことである。
しかし論じ方が多様になるにつれ、
時にそれは私たちを惑わすノイズともなりうる。
もはや新聞は情報を伝えるという機能を失
い、個人の立ち位置を確認するものでしかないと感じている。
結局のところ私たちは、日々生み出される膨大なノイズから
信じたいことを汲み取っているにすぎないのではないだろうか。
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経歴
1992 京都府生まれ
2015 京都造形芸術大学大学院 入学
個展
2015 なぜ、鉱物図鑑か(ギャラリー恵風)
2014 Something’s always near(ギャラリー恵風)
グループ展
2013 リサーチ☆パラダイス 〜潜水と浮上〜(ARTZONE)
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