服部 幸 個展
HATTORI Sachi solo exhibition

春は征く
Spring is going

2024年4月9日(火)から14日(日)
12:00から18:00

2024.2.13-18

KUNST ARZTでは、
初となる服部幸の個展を開催します。
服部幸は、曼荼羅のように、
森羅万象をモノトーン調で細密描写し、
シンメトリカルに画面構成する日本画アーティストです。
今年度の京都府新鋭選抜展での出品作
「春を秘めて(2024)」は、不思議な色彩を映し出す鏡を中心に、
樹木が構図を構成し、装飾的な電話やハーブなど様々な事物が
時間の海に呑み込まれていくような、
残酷さを併せ持つ世界を表現しました。
日本古来からの感性である<もののあわれ>を内包しています。
ご注目ください
(KUNST ARZT 岡本光博)



PRESS RELEASE


HATTORI Sachi (b.2001, Fukuoka pref, lives and works in Kansai)
is a Japanese-style painting artist
who creates symmetrical compositions
of mandalas, depicting the entirety of the universe in monotone,
detailed depictions.
She graduated from the Japanese painting course
at Seian University of Art and design.




春を秘めて
2024
ペン/岩絵の具/胡粉/箔/ファインテック/和紙
162.1 × 130.3mm




アーティスト・ステートメント+展覧会コンセプト

私たちはいつかいなくなる。
それはとても自然なことで、救いがあって、どうしようもなく痛い。
広大な宇宙の歴史から見れば、砂時計の一粒にすらならない
私たちの日々が、確かにここにあったことを、
私たちが作ったものが遺していく。




経歴

2001年 福岡県生まれ
2022年 成安造形大学 芸術学部 美術領域 卒業

展覧会

2017年 大阪成蹊大学アートコンペディション 銀賞
2019年 ZEN展 絵画部門優秀賞
2019年 S展(成安造形大学/滋賀)
2020年 舞踏の残滓(gallery hydrangea/東京)
2021年 ペン画の世界展(AAAGallery/東京)
2022年 個展「還らない国」(成安造形大学/滋賀)
2024年 京都府新鋭選抜展



Tea time paradox
2020
ペン/アクリルガッシュ
72.7 × 60.6mm