井上裕加里 個展
INOUE Yukari solo exhibition

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2015年3月24日(火)から29日(日) 
12:00から19:00 (最終日17:00まで)

真下武久(展覧会コーディネーター/成安造形大学講師)





井上は、私たちが待つ短絡的な社会イメージ、
あるい記号化された社会イメージに焦点を当て、
独自の表現ルールを考案して作品化することで、
そこに潜む問題を明らかにしていきます。
普段私たちが使う言葉やイメージは、
コミュニケーションを円滑に進めるためにより効率化され、
短絡的かつ一元的に捉えられていることも多いのではないでしょうか。
そうした中、彼女は選択したテーマに潜む様々な問題や発見を、
独自の表現ルールを通して作品化します。
綿密なリサーチとそれに基づく自由な手法でテーマを表出させる
彼女の作品をぜひご覧ください。

真下武久(展覧会コーディネーター/成安造形大学講師)






KUNST ARZT では、井上裕加里の二度目の個展を開催します。
井上裕加里は、自ら設定したルールを映像作品内のみならず、
実社会にも適用し、そこに映し出されるモノを
ダイレクトにアートとして提示してきたアーティストです。
本展では、地元広島の元日本軍のガス兵器製造をしていた
“消された”島を舞台に、現在住んでいるウサギとの交流を通して
戦後70年を考察する試みです。
ご注目頂ければ幸いです。(KUNSTARZT 岡本光博)



it's a small world
2013
dvd
協力:
石田光亜
Rina Yamanaka
ギャラリー知

韓国の血を引く女の子と日本の女の子に
アーティストの設定したゲームをしてもらう映像作品。



it's a small worldの韓国語の歌詞と日本語の歌詞


grouping
2013
dvd
協力:
福山並木学院高等学校
平松省治先生

シナリオ無きシビアな現実を映し出しています。
協力拒否されても、心折れずに他の高校にお願いして実現したものです。




以上
井上 裕加里 個展 「it's a small world」 2013年9月17日(火)から22日(日)より




猫をかぶる    
2013

仮想の国を建設することを想定とし、
その国の独裁者のようなイメージを纏った。





アーティスト・ステートメント

「答えは目の前にあり、見えていないのは問いである。」
これは朝日新聞に掲載されていた福島第一原発事故の記事の言葉である。
私を含め多くの人が原発の危険性を知りながらも、
それを材料に自分に問い、何かしら意見を持つ人が少なかった。
この傾向は現代社会の何事にも見られるだろう。
では、今の私たちが持つべき問いは何であるのか。
私は、それを探す手立てとして現代の社会的問題を
パフォーマンスなどの行為を以て実体化するという作業を行っている。
まず、ある社会問題を取り上げ、それを吟味、咀嚼する。
そして、それを身近な事象に置き換え、行為を以て私なりの答えを出す。
私の出した答えは、取り上げた社会問題と異なった変容をみせるが、
その問題に生ずる新たな見解にもなりうると考える。
導いた答えを見つめることが問いを見つける手掛かりになると私は思う。




National land
2012

日本と韓国を歩く。両国の土を撒きながら歩く。







Sew

2012






経歴


1991  広島生まれ
2012  倉敷市立短期大学 服飾美術学科 卒業
2014  成安造形大学 芸術学部芸術学科美術領域現代アートコース 卒業

2012  倉敷市立短期大学卒業制作 (倉敷市立美術館/ 岡山)
2012 「ゆとり主義」  (GALLERY1963/ 大阪)(ギャラリーキューブ/ 滋賀)
2012 「CHI-KEI 風土のかたち、ながめ、かかわり」 (ギャラリーキューブ)
2013  個展「It's a small world」 (Kunst ARZT/京都)
2013  成安造形大学卒業・進級制作展 (京都市美術館/京都)
2013  日韓交流展「add me!」 (海岸通りギャラリーCASO/大阪)
2013 「sites in society」 (ギャラリークロッシング/滋賀)
2013 「ここはどこか、あるいは何か」(越山計画/札幌)
2014  成安造形大学卒業制作展 (京都市美術館/京都)
2014 日韓交流展「CARRY MORE」 (韓国電力アートセンターギャラリー/ソウル)


CAS(大阪)にて藤木正則キュレーションの個展があります。
2015年2月28日(火)から3月14日(土)






Rocking chair  
2011  
鉄パイプ 木

二人乗りのロッキングチェア。
互いが自ら揺らそうとすると心地よい揺れにはならない。
必ずどちらかが揺れの主導権を握る。