森井綾乃 個展
MORII Ayano solo exhibition

to present for the day of D..........
-いつかの D の日へ-



2014年7月8日(火)から13日(日)
12:00から19:00 (最終日17:00まで)







waiting line

2014
糸・和紙・紅花・柿渋・日光・他




滅紫 -erasing purple-

2014
和紙・紫根・柿渋・日光・他





KUNST ARZT では、森井綾乃の初個展を開催します。
森井綾乃は主に日本古来の染料である柿渋を用い、
環境と呼応する性質を素材に与え、
その“動的な風景”を通して、
スピリチュアルな感性を刺激してくるアーティストです。
しかし、展示場において、
鑑賞者がその物理的変化を目の当たりにすることはできません。
ただ、柿渋によって命を吹き込まれると同時に、
刻々と死/消滅へ向けて変化し続けている様は、
ある意味同じベクトルを向かざるを得ない我々にとっては
写し鏡のような存在であり、
改めてこの世に存在することについて考察する機会になるかもしれません。
ご注目頂ければ幸いです。
(KUNSTARZT 岡本光博)




※柿渋は、日光や空気などの外的な刺激を受けて
柿渋成分どうしが結合し、硬化します。
結合の飽和状態以降は、組織の崩壊が起こり、
退色する(はがれ落ちる)性質があります。
※被染色物は、柿渋の結合によって色を濃くしたのち、
退色によって色を失い白へ戻ってゆく可能性があります。






to present for the day of disappearance
いつかの消滅へ

2014
柿渋・紅花・和紙・日光



アーティスト・ステートメント

自分自身を良く知りたいという欲求を原動力に、
自分と身の回りに起こる現象をテーマとした作品制作を行なっています。
自分・自分から発生した作品(素材)・作品が
出会う空間 の関係に興味を持っていて、
展示風景を「動的な風景」として捉えています。





今回の個展についてのアーティスト・ステートメント

消滅のときが恐ろしい。
世界からこぼれ落ちる瞬間。「完全なる消滅」という現象に魅せられている。
それは「不在」となる現象として「存在する」のだろうか。
そのことをまず、目で、肌で、把握したい。
作品は自分自身が「観察者」となるための装置である。

素材は時間を内包し、時間はとめどなく流れ続けている。
刻々と変化し続けながら、消滅への過程の中を彷徨っている。





風を集めて音を奏でる

2013
柿渋・和紙・日光・作業台




dust

2013
柿渋・鉄媒染液・和紙・綿糸



経歴 

1991 大阪出身
   京都市立芸術大学大学院美術研究科工芸専攻染織 在籍中

2012 突然展/京都市立芸術大学
2012 音の展覧会/坊主BAR(京都)
2013 大学院染織前期展 / 京都市立芸術大学
2013 colors of KCUA 2013 BRIDGE -作家と素材の間- / ギャラリー@KCUA(京都)
2013 鍄-かすがい- / ギャラリー@KCUA・金沢市民工芸村ギャラリー(京都・金沢)
2013 オードブル展 / 京都市立芸術大学
2014 京都市立芸術大学作品展 / 京都市美術館








死について

2013
柿渋・鉄媒染液・和紙・本・綿糸