笠原美希 個展
My garden
〜麗しき私の庭〜

2014年2月18日(火)から23日(日)
12:00から19:00 (最終日17:00まで)

miki kasahara solo exhibition
My garden








KUNST ARZT では、笠原美希の個展を開催します。
笠原美希は、自身の足元を見つめ直す作業を通して、
スパッと社会の断面を切り取ることのできるアーティストです。
原発施設のキャラクターの遊具を制作して屋外に設置し、
子供たちを遊ばせた「テーマパーク (2011)」、
乱立するカーブミラーのインスタレーションを通して、
安全確認できない現代日本の社会状況を反映した
「右も左も分からない(2013)」、
企業のロゴや鳩といった無意識に目にするものから、
神社や原発の捉え方を問うものまで、
扱うテーマは多岐に渡りますが、
どの作品も強いメッセージ性を内包しています。
シャルジャ・ビエンナーレという国際展に参加後、
初の個展となる本展にご注目頂ければ幸いです。
(KUNST ARZT 岡本光博)







My Garden

内照メディア、蛍光灯
3600×1800×300 mm
2014
ask




“くまモンマネしておしゃべりお散歩ぬいぐるみ”を使った実験映像

映像、サイズ可変
2014 




幸せな手をたたこう

映像、サイズ可変
2013




Theme park

マグネット式
2013











《テーマパーク》

素材;FRP、鉄、 
2011年発表

東日本大震災後の原発問題に対しての作品。
遊具になっているのは公式・非公式の原発キャラクターで、
キャラクターを理解できる人、出来ない人等、遊具から生まれる状況を
日本のエネルギー問題の現状に例えた作品。
また、様々な状況が生まれる仕掛けは、
問題を客観的に捉えて傍観している立場に繋げている。
そしてまた日本のゆるキャラと遊具のポップな見た目とキャッチーさで表現している。




アーティスト・ステートメント

私は作品を作る事で自分の立場や状況を把握し、整理しています。
具体的には、生まれ育った時代や環境から世代的特徴などを探り、
また、人と社会の関わり方を考えて、自分の背景にある文化を探っています。
こうしたことを繰り返して、
今自分がどんな世界で生きているのか、何を見ているのか、
その確認作業をしています。
そして作品として発表する事でそれを提案し、
自分のものの見方を誰かと共有したいと思っています。







《右も左も分からない》

素材;カーブミラー、ミクストメディア 
2013年発表

カーブミラー8本を用いたインスタレーション作品。
死角となっている道路の先を手前から安全確認出来るカーブミラーを使い、
あちらこちらに設置されたミラーに自分が映り込み、
異次元的な空間の中で
自分がどこに居るのか分からない迷子の様な状況を作り出した。
意味としては、自分の身の回りから日本社会全体的に未来を見通す事が出来ない、
安全確認が出来ない。という事を表現している。



経歴

1988年奈良生まれ

個展
2012「ステータス」CAPSTUDIO Y-3/神戸

グループ展
2013「スカートの中」キャラリーメゾンダール/大阪
2013「気韻展」ギャラリーアーティスロング/京都
2013「シャルジャビエンナーレ11」シャルジャ首長国/UAE
2013「京都精華大学修了制作展」京都市美術館別館/京都
2013「岩倉とサンス?日韓交流展覧会?」京都市国際交流会館/京都
2012「主張てん」ギャラリーアーティスロング/京都
2012「南宇都宮石蔵秘宝祭」ギャラリー悠日/栃木
2011「上賀茂アートプロジェクト2011」上賀茂神社/京都
2009「越後妻有アートトリエンナーレ/枯木又プロジェクト」枯木又分校/新潟





《and a Happy new year!》

素材;LEDイルミネーションチューブ、ミクストメディア、 
2012年発表

年々肥大している、方向性の分からない狂った感覚にも近い
クリスマスイルミネーションの派手なイメージを利用し、
年末から年明けにつれて盛り上げる人の群れと、
共に移り変わりの早い人の感情と、時間の流れの早さを作品にしてみたもの。
2011年の年末にハッピーニューイヤーや忘年会と
唄う年の暮れの中で迎えようとしている新年についてと、
一つの出来事が過去に変わる瞬間について考えた。







deform

素材FRP
発表年 2010年








《Theme park》

素材;FRP、鉄 
2013年発表

2011年に発表した《テーマパーク》に遊具をプラス二体付け加えた作品。
アラブ首長国連邦で作品発表する為に
遊具のモチーフをアメリカの石油会社のキャラクターにし、
原発問題として発表した作品と合わせて新作二体を結び付け、
世界の中でのエネルギー問題として捉えようとした作品。












059 o002
Theme Park
Purutokun
2013-
¥4000

059 o003
Theme Park
Drop boy
2013-
¥4000

059 o001
Theme Park
Natoriumko
2013-
¥4000

059 d001
幸せなら手をたたこう
2分9秒
映像、サイズ可変
2013
ed.5
¥35000

059 d002
“くまモンマネして
おしゃべり
お散歩ぬいぐるみ”
を使った実験映像
4分
映像、サイズ可変
2014
ed.5 
¥35000