中尾美園 個展「いつかの庭」
2013年1月15日(火)から20日(日) 
12:00から19:00 (最終日17:00まで)



KUNST ARZT では、2013年度新春第一弾の展覧会として、
日本画家中尾美園の個展「いつかの庭」を開催しました。
「生の暗さと明るさを見つめることが私の常であり、
生の微妙な明暗を表現したい」とのアーティストステートメントにあるように、
中尾美園は、静寂な風景の中に存在する植物、鳥、少女らの
息づかいを描いてきました。
視覚芸術ではありますが、鑑賞者が耳を澄まし、
その息づかいを感じとることによって、
中尾美園の描く世界をより深く堪能することができます。
本展では中尾美園の家の外壁に息づく植物の蔦、
そして無尽蔵の大被害を及ぼした東日本大震災の津波被害家屋跡地に
息づく雑草の生命力からインスピレーションを得た新作を展開しました.




コノハノテガミ
フクシマ
2013
顔料、綿寒冷紗、スタンプ
(部分)




いつかの庭
2013
雲肌麻紙、顔料

撮影:PHOTOVSKY




コノハノテガミ
フクシマ
2013
顔料、綿寒冷紗、スタンプ




アーティストが福島県の取材に使った放射能測定器。
ギャラリーに展示することによって、ギャラリー自体の放射能値を表示することと、
作品「コノハノテガミ フクシマ」に書かれた被曝数値との比較が可能となった。




コノハノテガミのための試作
2013
顔料、綿寒冷紗、スタンプ




コノハノテガミ
キョウト
2012
顔料、綿寒冷紗

撮影:PHOTOVSKY








「One day We'll fly away」 雲肌麻紙、岩絵具、染料 2008年




「ハナゾノにひそむ」 高知麻紙、岩絵具 2010年 京都芸術センター